「神経内科」という診療科は、いったいどういう病気をみる科なのかよくわからないという人が多いのではないでしょうか。「神経内科」とは中枢神経系(脳、脊髄)、末梢神経系と筋肉系の病気の診断と治療を専門とする独立した診療科です。
誰でも経験のある頭痛やめまいから、脳卒中(脳梗塞、脳出血など)、神経難病(パーキンソン病、脊髄小脳変性症など)や痴呆性疾患(アルツハイマー病など)などをみています。しかしこれではみなさまにはよくわからないと思いますので、症状からアプローチしてみたいと思います。
次のような症状がありましたら、念のため神経内科を受診することをお勧めします。頭痛、意識障害、物忘れ、ぼけ、けいれん、手足の麻痺、歩行障害、しびれ、筋肉のやせ、神経痛、物が二重に見える、視野が欠ける、めまい、うまくしゃべれない、ふるえなど。これらは場合によっては、他科(例えば脳神経外科、循環器科、整形外科、眼科、耳鼻科、精神科など)での治療を要することがありますが、その時は適切な診療科にご紹介いたします。
一般内科的な診察の後で、頭のてっぺんから足の先まで神経学的な診察を行います。したがって診察には時間がかかり、特に初診時は30分以上かかることが普通です。当院の神経内科外来は予約制で実施する予定ですが、同時にはじめて受診された方の診察も行っていきます。予約通りいかないこともあり、ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、「神経内科」で診る疾患の性質上、ご理解の程よろしくお願いいたします。 |